トレーナーの川上です!!
ダンサーは時間をかけてテクニックを磨き、経験を積んで表現の幅を広げ、常に進化を求める印象があります。
年齢を重ねながら表現者として熟達していく一方で、経験とともに身体への負担や変化にも直面するかとも思います。
ダンサーが故障をかかえたとき、困ったこととして上げていることの一つが
「活動の特殊性を理解してくれる医師・治療家・トレーナーがいない(どこにいるかわからない)」
ということだとよく耳にします。
「踊るための医学」と私が勝手に言っているのですが、どこか痛いところだけにアプローチしても改善する事は難しく、そしてその痛みは他にも影響を与えている。
だから起きている現象そのものを改善しても根源は違う所にあったりすることがほとんどなんです。
だからまた痛くなったり治らなかったりするのです。
私の好きな言葉で、レオナルド・ダ・ヴィンチの「あらゆるものは、他のあらゆるものと関連する。あらゆるものの部分はそれ自身のうちに全体の性質を保っている。」というフレーズがあります。
モナ・リザを描いたときの言葉のようですが、私たちのように人のカラダに携わる職業にも言えることではないでしょうか。
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